七夕に顧客の心をつかむ!売場販促のアイデア


夏の催事のひとつとしても人気の高い「七夕」。各地で開催されるいわゆる「七夕祭り」に関しては、旧暦の7月7日にあたる8月上旬~中旬に実施されることも多いですが、店舗においては、現在の7月7日にあわせて売場展開がされることが定着している催事です。お店としては、七夕限定商品だけでなく、関連商材も拡販しやすい催事となるため、しっかりと売場を作って売上UPにつなげたいところです。今回はそんな「七夕」において、より効率的な売場づくりや、効果的な集客方法のポイントをお伝えします。

店内の雰囲気づくり

「七夕」需要を喚起させるために、まず必要なことは店内・売場の雰囲気づくりです。どの催事でも言えることですが、モチーフ、カラー、コピーなどによって売場でしっかり特別感を演出することが、来店客に「七夕」を意識させ、需要を喚起し、売上UPに繋がります。「七夕」では、『笹』『短冊』『七夕飾り』『織姫・彦星』など七夕独自のモチーフに加え、『星』『星空』『天の川』など夜空をベースとしたデザインを活用することで、分かりやすく七夕を演出できます。

七夕限定商品の押し出し・コーナー化

毎年、七夕に合わせて、願い事をテーマにした商品、星や天の川、笹をモチーフにした商品、限定パッケージ商品など、さまざまな限定商品が売り出されます。やはり限定感のある商品はお客さんの関心を引き、売上を伸ばす効果が期待できるため、それらの商品をまとめて陳列し、しっかりと重点売場を作り上げることは大きなポイントの1つと言えるでしょう。

その他記念日と連動した商材訴求

7月7日は七夕以外にも、『そうめんの日』『冷やし中華の日』『笹かまの日』『ゆかたの日』など七夕に結びつけやすい記念日が制定されています。そのため、例えば食品では『そうめんの日』『冷やし中華の日』と「七夕」を組み合わせて、星の飾り切りなど七夕をイメージできる盛付けをした七夕限定レシピを提案することで、関連食材・調味料を訴求できます。また、『ゆかたの日』と七夕の親和性も高いため、扇子や髪飾り、和柄アイテムを訴求するのもいいでしょう。シンプルに七夕を訴求するだけでなく、その他の記念日と組み合わせて訴求することで、プッシュできる商材も増え、説得力もアップするのでおすすめです。

集客・再来店に繋がる願い事イベント

業種問わず、七夕の時期に実施される王道のイベントといえば、やはり「願い事」イベントでしょう。店内に笹を設置し、願い事を書いた短冊を飾り付けしたり、専用のポスターに願い事を書いた短冊や星型のシールを貼り付けたり。どちらも共通していることは、書いてもらった願い事を店内に展示していること。それにより、店内の賑やかしや七夕の雰囲気づくりに繋がるだけでなく、集客及び、展示期間の再来店にも期待できることが、「願い事」イベントの強みでしょう。また、お店側と来店客とのコミュニケーションを深める機会にもなることもメリットのひとつです。

SNSの活用

店頭での施策の他にSNSを活用した七夕訴求も効果的です。七夕商材や店頭イベントの告知はもちろん、SNSを活用したイベント実施もおすすめです。例えば、願い事や七夕レシピを投稿してもらうことで、来店に繋がるクーポンを進呈するキャンペーンを実施したり、店舗に関するご意見(願い事)を募集して、実際にお店に反映するなど、集客だけでなく、来店客とのコミュニケーションを活性化させる施策として有効です。

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