今年2023年はクリスマスイブの24日が日曜日、25日が月曜日となるため、24日にクリスマスパーティーを楽しむ家庭が多いと予想できます。物価高が続くなかでお財布のひもが緩むこの時期に、食品スーパーにおいてしっかりと売りの山場をつくるための、売場におけるポイントをご紹介します。
クリスマスの食事に関する消費者動向
ここでは、2022年の調査情報を参考に、クリスマスの食事に関する消費者動向を考察していきます。まず注目すべき点は、クリスマスを自宅で過ごす場合、食事の準備に「お惣菜」「テイクアウト」を活用する割合が約6割いるということです。必然的に売場を強化すべき商材がみえてきます。その具体的な商材の参考となるのが図２となります。やはり「クリスマスチキン」が断トツに多く、その次にパーティー商材となる「ピザ」「寿司」が上位となります。
また、手作りで準備する料理としては、「グリーンサラダ」「ポテトサラダ」など副菜となるサラダが上位となり、そのあとに主菜となる「チキン」や「パスタ」などが続きます。
これらのことから、クリスマスの売場づくりで意識するポイントは、「惣菜」など出来合いの商材を求める消費者へのアプローチと、「サラダ」などを中心とした手作り派へのアプローチ、それぞれを念頭に売場展開していくことになります。
売場づくりのポイント
・ポスターやデコレーションでクリスマスの盛況感を演出
やはりまず大切なことは、ポスターやデコレーションを使って来店者に意識させ、気づきを与えるクリスマス演出です。しっかりとクリスマス訴求をすることは、関連商材の購入に結び付けるだけでなく、お店全体を華やかにし、盛況感を演出することに繋がり、来店者を楽しい気持ちにさせます。そういった演出は顧客満足を高めるだけでなく、もたらされる高揚感から財布のひもを緩める効果も期待できます。
BA5-1172 パラポスター Merry Christmas（柊リース） PA5-1120 ビニール幕 クリスマス（オーナメント）
TA5-3166GO 40cmクリスマスリース（ゴールド） SV5-2023 45cmバリューポットツリー
SV5-1006 ポインセチアバリューラッピングポット
・クリスマスチキンやケーキなど予約販売商材もしっかり訴求
「チキン」や「寿司」などのメイン料理や、「クリスマスケーキ」などはパーティー当日に購入する消費者が多い商材のため、予約販売に対応している場合はしっかりその訴求をしていきましょう。予約販売はフードロスに繋がるだけでなく、店舗受取の場合、当日来店による「ついで買い」にも繋がるため、売上UPにも効果的です。
AS9-0463 A3ポスター クリスマスケーキ ご予約承り中 AS9-5014 A3ポスター クリスマスチキン
・生鮮売場では「サラダ」訴求を
冒頭で記述したように、手作りで用意する料理として割合の高いものが「サラダ」です。青果売り場の活性化にもつながるため、見映えのよい「リースサラダ」や「ツリーサラダ」のビジュアルポスターやレシピと一緒に売場づくりをするのがおすすめです。可能であれば、売場に展開する野菜も、クリスマスカラーである赤・緑でまとめたり、カラフルな見せ方をすることで、視認性もたかまり、興味喚起もしやすくなるでしょう。
店頭で簡単に実施できるおすすめイベント
最後に、クリスマスにピッタリなイベントグッズをご紹介します。
・フォトスポット「顔出しパネル」
設置するだけで、簡単に実施できるのが「顔出しパネル」を使ったフォトスポットイベントです。親子世帯の集客が見込めるだけでなく、参加した来店者自身がSNS投稿によって情報を拡散してくれるメリットもあります。
GK5-0005 顔出しパネル サンタとトナカイ GK5-0006 顔出しパネル クリスマスの窓
・ウィッシュツリー
最近では実施企業も増えており、クリスマスの王道イベントとなりつつあるのが、ウィッシュツリーです。ただツリーを店内に設置するだけでなく、来店者に願い事を書いたメッセージカードを飾り付けしてもらう、簡易参加型のイベントであり、来店者とのコミュニケーション施策としてもおすすめです。
FG5-0006 メッセージタグ クリスマス（50枚入）
・お菓子すくい取り
強化商品の購入特典としてや、当日の来店促進としておすすめなのが「お菓子すくい取り」です。実施の方法としては、購入特典の場合は売場でマネキンを使って実施するほか、購入レシートを受付カウンターで提示することで参加してもらったり、来店促進の場合は、あらかじめチラシやSNSで告知しておき、当日来店された先着●●名さまに参加していただくなど、使い勝手のよいイベントグッズです。
VS5-0006A クリスマス お菓子すくいどり VS5-0012 クリスマス サンタチョコすくいどり
