七夕は“短期決戦”?売り場で映える演出&販促アイデアまとめ

七夕は願いを短冊に託すロマンチックな行事。各地でお祭りも開催されています。
今回は、売り場で七夕の魅力を演出し、消費者の関心を引くためのアイデアを紹介します。

七夕の関心は「一瞬の旬」?でも注目度は高水準!

Googleトレンド(食べ物・飲み物カテゴリ)で春夏の人気行事 ——「子どもの日」「土用」「ひなまつり」と比較してみると、「七夕」と「ひなまつり」は、いずれも短期間で急激に検索数が増加する傾向があり、七夕は約2週間前くらいから検索数が増え始めることが特徴です。
また、データを見ると「土用の丑の日」や「ゴールデンウィーク」「ひなまつり」よりも、七夕のほうが関心が高くなる季節催事であることがわかります。

このように関心が一気に高まる七夕は「一瞬の旬」があるイベントです。タイミングよく売り場を演出し、一気に来店客の気分を盛り上げることがとても重要です。しっかり売り場づくりをして機会損失を防ぎましょう。

 売り場演出:七夕=笹を設置するだけで終わっていませんか?

一気に来店客の気分を七夕モードにするには「とりあえず笹を飾っていればOK」という演出だけでは不十分。せっかく設置したその笹も、店内になじみすぎて目に留まる演出になっていないかもしれません。

✔ 笹を設置するなら、七夕の世界観を強化しましょう
背景にタペストリーを設置するだけで、店内の雰囲気と一線を画し、存在感のある空間になります。さらに短冊台を設置すれば参加型のイベントに。

吹き流しをつるしていつもと違う景色を

さらにインパクトのある装飾としておすすめなのが吹き流しです。吹き流しは、織姫の糸を表す飾り(願いが織りあがることを祈る飾り)です。見た目だけでなく、意味のある飾りとして紹介POPを付けるとストーリーが生まれ、華やかさだけではない記憶を残します。入口天井や、店内通路天井につるし、お客様の動線上で吹き流しが風に揺れるのを見せるのも売り場への誘導になりますし、季節感がアップします。

参加したくなる「体験型・仕掛け型」企画

さて、七夕は全国各地で「七夕まつり」が実施され親しまれており、
仙台・平塚・安城などの有名なまつりでは、装飾・体験・演出が一体となり多くの人を集めています。

また「星まつり」と呼ばれることもある七夕は、織姫と彦星が出会う「星の物語」に由来する行事。
ロマンチックな世界観は、ファミリーだけでなく大人にも響く演出のヒントになります。

① 「星まつり」として楽しむ七夕施策

星集めスタンプラリー・クイズラリー

店内数か所に星型スタンプポイントを設置スタンプを集めると景品をプレゼント!

七夕願い事ポスター(天の川ポスターに星のシールをお願いごと)

天の川ポスターに星のシールでお願いごとを飾れる省スペース施策!

②「7」にちなんだ数字イベント

777円以上お買い上げの方に笹飾りをプレゼント!
おすすめメニューを7つ提案し人気投票を実施。1位になったものを割引!

③織姫と彦星のストーリーに乗せた「ペア企画」

◆相性の良い2種類の商品に「織姫」「彦星」のシールを貼るだけのかんたんペア施策
2つを一緒に購入すると、まるで織姫と彦星が再会するようにハートのPOPで商品購入を誘導。
お惣菜&デザートだけでなく、ペアギフトなど商品同士の組み合わせでお客様に選ぶ楽しさを提供します。

まとめ

七夕は、注目度が一気に高まる“短期決戦型”の行事。この一瞬の旬に、来店客の心をグッとつかむには、
「ロマンチックなストーリー性 × 商品訴求」 この掛け合わせが鍵になります。

織姫と彦星の物語になぞらえた仕掛けや、星にちなんだ演出で、
七夕ならではの「特別感」を売り場に演出していきましょう。

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