店頭販売促進用のボード・パネルとして使われる「スチレンボード」とは?種類やタイプ別の特徴

ボードやパネルには、「ベニヤ板」「合板」「石膏ボード」「アルミ複合板」など、さまざまな種類があり、それぞれ異なる素材・特徴・用途がありますが、店頭販売促進用のボードとして代表的なものに「スチレンボード」があります。今回は「スチレンボード」とは?その種類や特徴についてお伝えします。

スチレンボードとは

「スチレンボード」とは、発泡スチロールの一種である「ポリスチレン」を原料とした板材です。
「ポリスチレン」とは、液体である「スチレン」というものを固形にした合成樹脂ことで、
「ポリスチレン」は「スチロール」とも呼ばれ、発泡させると「発泡スチロール」になります。
「スチレンボード」は、表面は平らで滑らかですが、発泡スチロール特有の細かい気泡状の構造をしています。

販促の現場で活躍するスチレンボード

軽量で加工しやすいのが特徴で、種類としては、片面に紙が貼られたもの、両面に紙が貼られたもの、紙が貼られていないものなどがあります。
また、ポスターや写真などを簡単に貼ることができる「糊付き」タイプと粘着剤がついた掲示物(インクジェットメディアなど)を貼る場合に使用する「紙貼り」タイプなどがあります。
用途としては、ポスター、POP、模型、工作、間仕切り、絵画の展示、印刷物の下地、サイン、ディスプレイなど多様で、お好みの形や大きさにカットしたり、貼ったり、工夫次第でいろいろ使えます!

スチレンボードとハレパネの違い

スチレンボードとハレパネは、どちらも軽量で加工しやすいことから、ポスターやPOP、模型などの制作によく使われる板材ですが、同じものを指す言葉ではありません。
「ハレパネ」はスチレンボードの一種で、片面に粘着剤が塗布されていて、剥離紙を剥がすだけで簡単にポスターや写真を貼ることができ、スチレンボードの中でも特に軽量で反りにくいのが特徴です。

スチレンボードの種類

スチレンボードを「素板」「紙貼」「糊付」「カラー」のタイプ別に分け、特徴や用途をご紹介します。

素板(もといた)タイプ

種類・サイズが豊富に揃っていますので、POPはもちろん。模型・工作・看板芯材・大量の紙貼り等、幅広い用途にご利用いただけます。

素板(もといた)タイプ(ボード・パネル)

紙貼タイプ

素板に紙を貼り、剛性と印刷適性をアップ。スクリーン印刷はもちろん、ポスカやマーカーでの手描きデザインパネルPOPの制作に適しています。

紙貼タイプ(ボード・パネル)

糊付タイプ

素板や紙貼りタイプの表面に粘着加工を施したパネル。
表面の剥離紙をはがし簡単にポスター・写真等を貼ることができます。

糊付タイプ(ボード・パネル)

カラータイプ

表面を鮮やかな色で塗装したパネル。カラーバリエーションが豊富で、アイキャッチ効果の高いPOP作成、工作材料等、幅広くご利用いただけます。

カラータイプ(ボード・パネル)

スチレンボードのタイプと加工方法について

各タイプに適した加工法は下表のようになります。

手貼り・型抜き(等身大パネル)・手書き・社内出力(ダイレクト印刷)

スチレンボードの購入について

スチレンボードはオンラインショップ等で手軽に入手することができます。

スチレンボードを設置するスタンド

POPGALLERYオンラインショップでは「スチレンボード」や「パネル取付器具」について様々なタイプをご用意しております。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

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