春の訪れをお店に!「お花見」シーズンの店頭販促・売場づくり!


春の訪れといえば、桜の花が咲き誇り心が躍る季節です。お店にとってもこの時期のお花見需要は売上に大きく影響するため、しっかりと売場をつくる必要があります。特に今年は新型コロナウイルスの5類移行後、初めて迎える春となるため、本当の意味でアフターコロナ下でのお花見シーズンの到来と言えるでしょう。昨年以上に需要が高まると予想されるお花見を前に、改めて売場作りのポイントをご紹介します。

お花見に関する消費者意識

 参考:㈱ウェザーニューズ「お花見調査2023」
過去調査データから「お花見」に関する消費者意識を見てみると、グラフでわかる通り「お花見」への参加意向は2022年から2023年で大幅に上昇していることがわかります。これは、2022年よりもwithコロナの生活スタイルが浸透した2023年は、適度な感染対策を行いつつ外出を楽しむ消費者が増加したことが要因と考えられます。そのことからも新型コロナウイルス5類移行後初めてのお花見シーズンを迎える今年の春は、昨年以上にお花見を楽しむ消費者が増加することが推測できます。

お花見を意識させる売場づくり


来店するお客さまの「お花見」用品のニーズを引き出すために、まず必要なことは、やはり店内の装飾・告知物によって「お花見」を意識させることでしょう。ここでは、そのために必要なポイント・アイディアをご紹介します。

お花見を象徴する「桜の花」のモチーフで店内・商品周りを装飾


消費者に「お花見」を意識させるのに効果的なのは、やはり桜の装飾でしょう。商品周りに設置するのであれば、「桜のスプレー」や「ブッシュ」「ラッピングポット」など、スペースがあるのであれば「タペストリー」や「立木」などが設置も簡単でおすすめです。また、店舗があるエリアのおすすめのお花見スポットを掲載した「お花見MAP」を展示したり、お花見レシピやチェックリストを掲載し持ち帰っていただける「リーフレット」を展開することも、お花見を意識させ、需要を喚起させるために効果的と言えるでしょう。

春色・桜柄パッケージ商品を有効活用

この時期は、各メーカーから春色・桜柄の新商品・限定パッケージ商品が続々と登場します。これらの商品は個別で定番棚に陳列しても、それなりに注目を集めますが、可能であればコーナー化しまとめて陳列してあげることで、それだけで売場全体の視認性が高まり、コーナー全体の売上の底上げにもつながるためおすすめです。

春・桜を想起させる店内BGM

桜の装飾や告知物を使って視覚的にアプローチすることに加え、店内BGMを活用して、耳から入る情報で気づきを与えることも効果的です。桜の名曲や春らしいメロディを流すことで、お店全体で春の訪れを感じさせ、来店者に心地よい雰囲気を提供しましょう。

お花見・桜をテーマにした店内イベント

集客のためにお花見・桜をテーマにした店内イベントの実施も手段のひとつです。例えば、桜をモチーフにしたノベルティの配布、フォトスポットの設置、桜の花を使ったフラワーアレンジメントワークショップや、お花見デザートの試食会など、店舗の規模や予算によってできることは様々です。また、昨今よく目にする「桜の花に願い事」を書いてもらい展示するようなイベントも、再来店にも繋がるためおすすめです。見映えも良く春を感じる桜をモチーフにした楽しいイベントで、お客様をお店に引き込みましょう。

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