【母の日】売上アップに繋がる!販促アイディア

母の日はお店にとって、GWに続き売りの山場を作れる大きな催事のひとつです。王道のカーネーションはもちろん、グルメや衣類、美容品、家電、体験系ギフトなど、そのプレゼント需要は多岐に渡ります。本記事では母の日を迎えるにあたり、知っておきたいポイントや、お客様の需要を喚起させるために魅力的な売場作りのポイントをご紹介します。

母の日の由来とカーネーションの意味

母の日は、母親への感謝の意を表現する日として、多くの国々で広く祝われています。日本では5月の第2日曜日がその日にあたり、カーネーションを贈ることが一般的ですが、そもそも母の日の由来や、カーネーションを贈る意味はご存じでしょうか?それらの知識を知っておくことは、接客時の話題作りや売場作りのヒントにもなるので、しっかりおさらいしておきましょう。

母の日とは?由来と意味を解説

母の日の起源は、古代ギリシャの母神を祭る習慣にさかのぼりますが、現代で言う母の日は、アメリカがその発祥とされています。初めて「母の日」として祝われたのは、1908年のこと。アンナ・ジャービスという人が亡き母を偲び、母親たちへの感謝と敬愛を表す日として提唱しました。やがてこうした動きは世界中に広がり、日本では1914年に最初に記念行事が実施され、昭和に入ってから一般的な行事となりました。育ててくれたお母さんへの感謝と、母性への敬意を伝える日として、今でも大切にされています。

カーネーションの色とそれぞれのメッセージ

カーネーションにはさまざまな色があり、それぞれに異なるメッセージが込められています。赤いカーネーションは「母への愛」「純粋な愛」を表し、ピンクは「感謝」「気品」、白は「尊敬」の意味を持ちます。なかでも赤とピンクのカーネーションが母の日に贈られることが多いかと思いますが、バラエティに富んだ色を使い分けることで、贈る人の思いをより具体的に表現することができます。お母さんの好きな色や、伝えたい感謝の気持ちを考えながら、色を選んでみるのも素敵な贈り物になります。

贈るカーネーションの数に込める思い

カーネーションを贈るときの本数にも意味があります。たとえば1本で「あなただけを愛します」、3本で「いつもありがとう」、5本は「幸福」を祈るメッセージが込められています。また、12本は「永遠の感謝」、特別な思いを持って100本のカーネーションを贈ることもあります。これらの数の意味を知りながら花を選ぶと、母の日のプレゼントがさらに心に残るものになります。

母の日に向けた売り場作りのポイント

売り場作りは、ただ商品を並べるだけでなく、その季節感や雰囲気を反映させることが重要です。特に母の日のような特別な日のディスプレイは、感謝の気持ちを形にする大切な役割を担っています。効果的な売り場作りは、来店客の心を動かし、販売促進へとつながるのです。

売場のテーマカラーとメッセージ性

母の日の売り場を演出するには、暖かく、優しさ溢れるデザインが求められます。売り場で使用する色は、カーネーションのカラーである赤やピンクや白で配色するか、春を象徴するパステルカラーを基調とし、心温まる空間を演出するのがおすすめです。また、ひと目でわかりやすい「ありがとう」や「感謝」などのメッセージ性のあるキーワードを使用することは、ギフト需要を喚起させるためにも効果的です。
BT1-0343 テーマポスター Mothers Day BT1-0340 テーマポスター HAPPY MOTHERS DAY
AS9-0415 A3ポスター 大切な人へ感謝を伝えよう

カーネーションを中心にしたディスプレイの工夫

母の日といえばやはりカーネーションが象徴的な花です。そのため、シンプルにカーネーションの造花をディスプレイとして活用したり、カーネーションモチーフのグッズやラッピング素材、リボンなどを売場に配置することで、視覚的にも母の日の雰囲気を高めることができますし、来店客の記憶にも長く残るためおすすめです。
SP1-0043 カーネーションブッシュ SP1-0030 ニューカーネーションラッピングポット
TY1-0136 カーネーションボトルリング

ギフト選びのポイントやヒントを掲示

毎年訪れる母の日なので、プレゼント選びに迷うお客様も多くいらっしゃいます。そのため、単にお店のおすすめ商品をアピールするだけでなく、簡単な理由づけと一緒に各年代に合わせたギフト選びのポイントやヒントを、売場で掲示してあげることも効果的でしょう。例えば、20代〜30代の若い母親には、家族で外出できるレジャー施設の利用券や、子育て支援グッズなど、40代〜50代の母親には、生活に役立つ高品質な調理器具や、美容に関連するアイテムなど、60代以上の母親には、健康を意識した商品や、セカンドライフを楽しむためのホビー用品など、というように、自分の母親にあてはめてギフト選びができるようなアドバスを提示してあげることで、より楽しくお買い物をしていただける雰囲気作りもできるでしょう。

母の日 期間限定サービス

より効率的に集客するため、他社との差別化をはかるためにも、母の日に合わせた売場づくりとともに、特別な日であることをアピールできる期間限定のサービスやイベントを実施するのもおすすめです。

カーネーション造花やメッセージカードのベタ付け、バンドル企画

ご自分で選んだプレゼントと合わせて、やはり母の日のモチーフであるカーネーションも一緒に贈りたいと思うお客様もたくさんいらっしゃいます。その為、プレゼント商品をご購入したお客様に、カーネーションの造花やメッセージカードをお店からサービスで提供するベタ付け企画も有効です。生花のカーネーションと違って、記念として長く残しておけることが造花のメリットといえるでしょう。また、同じ理由でお店のおすすめ商品と合わせてカーネーションの造花とメッセージカードをセットで販売するバンドル企画も効果的と言えるでしょう。

再来店にもつながる似顔絵・メッセージイベント

子育て世代に向けたアプローチとしておすすめなのが、似顔絵・メッセージの展示イベントです。来店されたお子さまに、母親の似顔絵や、母親に向けたメッセージをかける台紙やシールを配布し、描いた似顔絵・メッセージをお店に展示してあげるイベントです。お客さまにとっては、親子の思い出づくり・コミュニケーション機会の創出になるだけでなく、お店にとっては展示された内容を見に、お客様の再来店に繋がるメリットもあり、どちらにも嬉しいイベントです。

母の日オリジナルラッピングサービス

プレゼントを贈る上で、ラッピングは非常に重要な役割を担います。見た目にも美しいラッピングは、贈る側にも貰う側にも気分を高揚させる効果があります。その為、エレガントなデザインの包装紙、色鮮やかなリボン、メッセージ入りのシールなど、お店のブランド感も踏まえた上で、ラッピング用品を用意しましょう。また、母親の好みに合わせて、お客様がご自分で選べるようにバリエーションを用意してあげることも、顧客満足度を高める手段としてはおすすめです。

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