現在はほとんど行われていない、あるいは一部の地域にだけ残るような、忘れ去られつつある古き良き日本の伝統行事や、まだ日本では一般的ではないが世界的には有名な行事・記念日をシリーズでご紹介します。今回は6月の行事です。
6月1日 世界牛乳の日(せかいぎゅうにゅうのひ)
国連食糧農業機関が制定した記念日で、牛乳への関心を高め、酪農・乳業の仕事を多くの方に知ってもらうことを目的としたイベントが世界各国で開催され、牛乳が全世界で消費されている食品であることをアピールしています。牛乳にはタンパク質、カルシウム、脂肪、必須アミノ酸などの栄養成分がバランス良く豊富に含まれています。
関連商材/牛乳
6月初旬 マンゴーフェスティバル
グアムのアガット村で開催される人気のイベント。
6月は「マンゴーの季節」として知られ、祭りでは取れたてのマンゴーが積み上げられた露店が並ぶ。マンゴーの大きさや形のユニークさを競うコンテスト、マンゴーの苗の販売、育て方講座、料理講座などマンゴーに関する様々な催しが開かれている。また、インドで6月下旬〜7月上旬に開催されるマンゴーフェスティバルも有名。
関連商材/マンゴー
6月27日 新箸の祝い(にいばしのいわい)
その年に収穫されたばかりの新小麦粉を使い、うどんや団子を作り、それをススキやカヤなどの青茎で作った箸で食べるという行事。地域によっては赤飯や煮たカボチャを食べるところもある。また信越地方では「青箸の日」「青箸の年取り」といって7月27日に同様の行事を行う。豊作祈願や疫病を防ぐという祈りが込められた行事。翌朝にはこの箸を近くの川に流す。
関連商材/うどん・団子・赤飯・カボチャ
6月29日 ワイン祭り
ワインの名産地で知られるスペイン、ラ・リオハ州の町アロにて開催される伝統的なお祭り。特に有名なイベントは地元の山の中腹にて行われる「ワインバトル」である。地元の人はもちろん、観光客を含む参加者達は全員白いTシャツに赤いスカーフを着用し、バケツや水鉄砲でワインを激しくかけ合って全身すっかり紫色に染まる。毎年10万ℓ以上のワインが消費され、近年では観光客の参加者も増え人気が高まっている。
関連商材/ワイン
6月30日 夏越の祓(なごしのはらえ)
夏の風物詩ともいえる日本古来の風習で、1月から6月までの半年間の罪と穢れを除き去るための祓いで、12月31日は年越しの大祓という。京都では白いういろう生地に小豆をのせ、三角形に包丁した「水無月」という和菓子を食べる。小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表している。また金沢市とその周辺では、7月1日に氷を模したと言われる氷室まんじゅうを食べ健康を祈る。
関連商材/水無月・氷室まんじゅう
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※海外行事の開催日等は予定です。詳細は各観光庁等でご確認ください。