コロナ禍の影響もあり、音声POPを活用する店舗が増えています。
実際の活用方法等を検証し、使用用途や展開場所によって、どのようなツールが最適なのかを考察してみました。おすすめの音声POPもご紹介いたします。
この記事の目次
音声POPの「活用方法」
- 「タイムセール」や「特売情報」の告知
- 「フェア」や「キャンペーン」の告知
- コロナ対策など「店内マナー」のお願い
- 「飲酒」に関する注意喚起(酒コーナー)
- 「商品訴求」や豆知識などの「関連情報」
- 「季節・催事」を演出するBGM
音声POPの「運用方法」
- 本部で音源を作成し店舗に配布(CD・USB・SD・データ)
- 現場(店舗)で録音・作成・再生
音声POPの「比較表」
「活用方法」や「運用方法」から、音声POPには、用途に応じて可聴範囲が異なる機器が必要なこと、運用は本部主導・現場主導の2パターンあることが分かりました。
縦軸に「広範囲に訴求したい(出力大)」と「ピンポイントで訴求したい(出力小)」
横軸に「本部管理におすすめ」と「現場管理におすすめ」として、
音声POPの「比較表」を作成しました。用途に応じて使い分けをする際のご参考にされてください。
おすすめ音声POP
上記の「比較表」にある、おすすめ音声POPをご紹介します。
聴覚ツールでは、人感センサーによる自動発音で簡単・手軽に扱える「音声プロモーションツール」や、SDカードを使用することで、コンテンツの書き換えが可能な「SD音声POP」などがあります。
音声POPなど聴覚プロモーションに期待する効果
聴覚に訴えかけるプロモーションには、音声による働きかけによってショッパーに気付きを与え、購買動機を促す効果が期待できます。
アテンション効果
聴覚刺激は視覚刺激に比べ警告信号として機能しやすく、色々な情報が流れている店内で注意を引きつけるのに有効といわれています。
マスキング効果
大きな音が小さい音(周波数の近い音同士)を隠すマスキング効果。
例)屋外の騒音を店内BGMなどで隠す。
イメージ効果
店舗やブランドのイメージをBGMで伝え、潜在的に印象を与える効果
例)ヴィクトリアズ・シークレット(アパレルメーカー)は店舗にクラシック音楽を流し、高級で限定的な雰囲気を作ることで、商品に一流のイメージを与えようとしています。
感情誘導効果
音で来店客や店員の感情をコントロールする効果
例)BGMのリズムによる店員の気分高揚や、来店客の回転率UPなど。
最後までお読みいただき、ありごとうございました。