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販促用タペストリー(tapestry)について
タペストリーは「つづれ織り」の意味で、壁に掛けたり、天井から吊るしたりして、室内に飾る織物をタペストリーと呼びます。
タペストリーと聞くと、美術品として観賞用に作られた織物や、家庭用などに趣味で作られた織物、または手拭い・風呂敷を飾るタペストリーなどをイメージされる方が多いのではないかと思いますが、このページでは、
販促資材(業務用)として印刷加工して販売されていて、店舗装飾やPOP、室内の季節演出などを目的とした「販促促進用タペストリー」についてご紹介します。
販促用タペストリーの「素材は?」
販促用として、室内での使用を前提に販売されている、既製のタペストリーのほとんどは、ポリエステル100%の「テトロンポンジ」という素材で作られています。この生地は、コストパフォーマンスに優れた素材で、のぼり旗で最も多く使われている素材です。
軽くて、薄い生地なので、マグネットフックなどでも、手軽に設置することが可能で、収納時(巻き取り時)はコンパクトに収納できます。
周囲のほつれを防止としては、縫製せず熱により周囲をカットするヒートカットという加工方法が定番となっています。
屋外用のタペストリーの素材としては、ターポリン、スエード、トロマットなどの厚手の生地が使われています。
販促用タペストリーの「設置方法は?」
タペストリーの生地の上下数センチが折り返して縫われている(袋縫いの)部分に、プラスチック(塩ビ)製で直径約1〜2センチのパイプ形状の棒(横棒)を通して、その横棒の穴に、ヒモを通して吊るすようになっています。既製の販促用タペストリーは、この状態でセットされて販売されていることが多いので、商品到着後、すぐに吊るして設置するできます。
販促用タペストリーの「印刷方法は?」
数枚から数十枚などの小ロットのオリジナルタペストリーは、インクジェット方式で印刷する場合が多いですが、既製のタペストリーは、シルクスクリーン方式で、大量部数を印刷して販売されています。
また、商業施設・展示会などの人が集まる場所でタペストリーを使用する場合は「防炎加工」が義務付けられることもありますので、防炎加工が施された商品をご購入されるようご注意下さい。
販促用タペストリーの「サイズは?」
幅60cm・高さ180cmサイズの商品が多くの種類があります。高さが半分の幅60cm・高さ90cmサイズの商品、幅40cm・高さ90cmサイズの商品もあります。
販促用タペストリーの「デザインは?」
販促用タペストリーのデザイン傾向を「催事テーマ」「季節演出」「食材写真」の3種類に分類して、以下に代表的なデザインをご紹介します。
- ・催事テーマを告知するデザイン
- ・季節を演出するデザイン(風景写真や柄)
- ・食品売場などに使用される食材写真
販促用タペストリーの「展開場所は?」
販促用のタペストリーは、売場などへの誘引目的として、看板(目印)の役割として利用されたり、店舗の出入り口やレジ周りなど、お客様の集まる場所に、季節演出を目的として利用されています。
また、コーナーの仕切りや、バックヤードの目隠しなどの役割で利用されているケースも見受けられます。
販促用タペストリーの「価格は?」
美術品としてのタペストリーは数万円するものがありますが、販促用のタペストリーについて、オンラインショッピングでの価格を見ると、現時点では、2,000円〜3,000円位の価格帯で販売されいているようです。
(参照)楽天市場内を「販促 タペストリー」で検索した検索結果 ※2018年3月23日現在
販促用タペストリーは「どこで買えるの?」
楽天市場、Yahooショッピング、Amazonなど大手ショピングモールや、販促物を扱っているショッピングサイトから購入することが可能です。
ポップギャラリーオンラインショップの「タペストリー特集」では、販促用タペストリーを豊富に取り揃えています。是非、ご覧ください。